最近、「マテリアルデザイン」という言葉をよく目にする。
一時期の「フラットデザイン」と同じようなモノなのかな、と思って簡単に調べてみた。
マテリアルデザインとは?
ここにはこのような説明がある。
Material Designの基本方針は、小さな時計の画面からテレビの大画面、自動車のダッシュボードまで、あらゆるフォームファクターで統一感のある使いやすいユーザー体験を提供すること。
例えばGoogle Nowのカードなどは現実世界のカードのように立体感があり、影も付く。
タッチやスワイプのレスポンスも現実世界のメタファーになっており、ボタンをタップしたりオブジェクトをドラッグするとボタンの色が変わったりドラッグに沿って画面の色が変わる。
基調講演では、電話番号の入力でタップした番号が反応する様子がデモされた。
基調講演で披露されたGmailの新旧画面を見てみると、ボタンやアイコン、プロフィール写真の形、メニューまわり、行間などが変わることが分かる。
ボタン類はこれまでよりさらに単純化され、角が丸みを帯びるようになる。
また、この画像では分からないが、基本フォントの「Roboto」も刷新される。
明るい色調のカラーパレットやボタンのトランザクションアニメーションも用意されており、動画を見るかぎりでは使いやすくなりそうだ。
このマテリアルデザインは、GoogleがAndroidのUI開発を行う上で主導したデザイン言語。
こちらに詳細がありますが、一言で言うと「どの様な環境でも利用できる理想的なUI」って事なのでしょう。
Android 5.0からGoogleマップやGmail、Google日本語入力もマテリアルデザインに対応してますし、デザインやUIに革新を起こす事は間違いないと思います。
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